3Mダイノックシートって何?便利な特徴と他素材との違いを説明  

皆さん、こんにちは。大阪府東大阪市を拠点として、エレベーター内装工事を手掛けている株式会社トリウェルです。


内装リフォームで使用されることが多い化粧フィルムには、さまざまな種類があります。その中でも優れた機能性と意匠性を併せ持つのが、3M社のダイノックシートです。

今回は、ダイノックシートの便利な特徴と他素材との違いについてご紹介します。



■ダイノックシートって何?



ダイノックシートとは、内装リフォームで採用されることが多い粘着剤付の化粧塩ビフィルムです。材料メーカーである3M社の製品です。ダイノックシートはカラーバリエーションが豊富で、デザイン性も高いので、木や石など限りなく本物に近い質感を表現することができます。

また施工性、耐水性、耐久性に優れている為、壁面仕上げ、テーブルや机などの家具、キッチンや浴室といった水回り、ドア、エレベーターなどあらゆる箇所に採用されます。屋内だけではなく、屋外でも使用できるので車の装飾としても選ばれることが多いでしょう。


ダイノックシートは貼るだけで、内装リフォームのクオリティが格段にあがるとして、人気が高い化粧フィルムです。



■ダイノックシートの特徴を解説!



では、ダイノックシートにはどのような特徴があるのでしょうか。


・優れた施工性


ダイノックシートは、施工しやすいという特徴があります。柔軟で、カッターで裁断できるほど薄いシート、そして気泡が残りにくいエア抜き溝を設けたEAタイプ粘着剤を採用しています。その為、下地を選ばず、複雑な面にも施工可能です。施工箇所の下地を交換する必要もありません。

内装リフォームだけではなく、車や屋外に施工することも多いでしょう。施工性に優れているので短い時間で空間を変化させることができます。仕上がりもキレイでしょう。


・耐久性やメンテナンス性が高い


ダイノックシートは耐久性やメンテナンス性にも優れています。劣化しにくい為、美しさが長続きし、コストを抑えることもつながります。

また、建築材料として求められる性能の一つである不燃性能であることも魅力的です。


・デザイン性が高い


デザイン性の高さもダイノックシートが選ばれる理由の一つでしょう。ダイノックシートは本物と見分けがつかないほど、リアルな質感を表現することができます。

例えば、内装を木のぬくもりを感じる木目調や、高級感や重厚感がある石目調などに変化させることができるのです。

表現が難しいとされるデザインも、ダイノックシートがあれば実現可能です。1,000種類を超えるほど種類が豊富なので、好みのカラーやデザインと出会えるでしょう。

ダイノックシートは暮らしに彩を添えるアイテムとして人気が高いのです。




■豊富なデザインバリエーションの一部をご紹介!



・目的に応じてさまざまな特徴を持った製品があります。


ダイノックシートはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。どのような製品があるのか、一部をご紹介します。


・ARシリーズ(キズ防止フィルム)


ARシリーズ(キズ防止フィルム)は意匠性に優れていながら、傷がつきにくく、美しさを長く保つことができるフィルムです。鉛筆硬度9Hでこすった後も、傷が残りにくいでしょう。

建具はもちろん駅舎やトイレ、廊下、エレベーターなどで利用されることが多いです。ARシリーズは、爪や靴、台車などのこすり傷や引っかき傷がつきやすい場所に最適です。


・EXシリーズ(屋外対候性フィルム)


EXシリーズは、高意匠かつ屋外対候性が10年以上という優れた性能を備えています。

また耐汚染性能により、自動車の排気ガス、タイヤ粉塵などの汚れが雨水で流れるセルフクリーニング効果を発揮します。

EXシリーズは、外部ルーパー、ビルの外装、軒天、看板、扉など屋外のあらゆるシーンで活躍しているのです。


上記の他にも、ダイノックシートには玄関ドア用フィルムやデザインガラスフィルム、汚れ防止フィルムなどさまざまな種類があります。


・デザイン、カラーも豊富に展開しており、好みが必ず見つかる


バリエーションが豊富なのもダイノックシートの魅力です。

例えば、木目です。ホウノキやオーク、メイプル、ウォールナットなど、本物の木の質感を表現することができます。木目調は自然の温かさやリラックス効果など期待できることから、人気のデザインの一つでしょう。


石目調も選ばれることが多いデザインです。白色を貴重としたデザインであれば、清潔感がある明るい空間に仕上がります。濃い色を選んだ場合は、高級感や重厚感がある空間を演出できますし、モルタルはクールでスタイリッシュな雰囲気となります。


他にもスエードやレザー、メタリックなどもあるので、幅広いバリエーションの中から好みのデザインが必ず見つかります。




■万能なダイノックシートの注意点もご紹介!



・ダイノックシートを貼る際は温度の注意が必要


ダイノックシートを施工する際は、温度に注意しましょう。施工温度範囲は12℃~38℃です。温度が低い場合、接着力の低下を招いてフィルムが膨れたり、施工時に避けやすくなったりします。一方、温度が高すぎる場合は柔軟になりすぎて、施工するのが難しくなります。

ダイノックシートは万能性が高いのですが、施工にあたっては注意しなければならない点があるのです。


・業者へ依頼すると仕上がりのクオリティが高まる


ダイノックシートはDIYで人気のシートです。ご自身で施工したいという方もいるのではないでしょうか。

ダイノックシートは施工性が高い化粧フィルムなので、ご自身で貼ることはもちろん可能です。

しかしながら、一般の方と業者の方では仕上がりが違います。やはり業者に依頼した方が、クオリティの高い仕上がりになります。

また、技術がなければ施工面に空気が入ってしまったり、複雑な形状や汚れが残っている箇所ではうまく貼れなかったりというように、ダイノックシートの魅力を活かせないことも多いでしょう。


施工面積や箇所によっては業者に依頼をおこなった方が、結果的に安く済む場合もございます。




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エレベーター内装工事専門店の株式会社トリウェル。弊社は、エレベーターの意匠を中⼼とした内装仕上げ⼯事を⾏う会社です。

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